精神病院閉鎖病棟入院体験記

ごく普通のサラリーマンが、閉鎖病棟に入院させられた体験記

筆者が入院していた病院は、公立の病院。
自治体の中でもかなり立派な病院だ。
立派というのは施設が立派というわけではなく、

精神科病院ランキング(ヤバいランキング)が立派という意味。

ここへ行ったらもう終わりだな、みたいなところで、これ以上の精神科病院はもうどこにもないというほどの病院。
でも、施設はお世辞にも立派とはいえない。

あくまでも憶測の域を出ないのだけど、公立だと、精神科病院にはじゅうぶんな予算が付けられないようだ。

閉鎖病棟はわりときれいだったけど、保護室はお世辞にもきれいとはいえなかった。
床のビニールには変な跡が残っていて、気味が悪かった。

強制的に閉じ込められた鉄格子部屋(保護室)の檻は塗装が剥げかかったり、再塗装の跡が生々しくてよい印象を受けなかった。

外来はさらに悲惨

他の公立病院を見ていると、立派な病棟だったり電子カルテがあったりするのだけど、入院していた時は、カルテは手書きだった。
電子カルテがよいというわけではなく、遅れていたということが普通に驚き。
病院の大きさから考えると、電子カルテになっていても全くおかしくはないのに。

電子カルテになったのは、2013年になってから。
素晴らしいほどの記憶力を持つ受付のおばちゃんが電子カルテ導入で、恐ろしいほどスペック低下したのには大いに笑った。

電子カルテこそ導入されたものの、意思が使うPCは古いまま。
「これ、いつのFM-Wなの?」
というパソコンを使って電子カルテを書いてる。
処方箋をプリントアウトするのにもマシンスペックが遅すぎて、せんせーのほうが苛ついてるほど。

立派な病院には檻がない

最近の精神科病院でもお金があるところは保護室でも鉄格子がない。
鉄格子の代わりに強化ガラスが使われているそうだ。
檻に入れられているのと、強化ガラスに入れられ監視されているの、どちらがいいとも言えないが、それだけの違いがあるということです。

 

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